病院での怪奇現象と聞くと、
幽霊に出会ったとか、
黒い影が近づいてくるとか、
テレビで観たから信じてるとか、
でも実際経験した人は少なかったりとか、
本当はどうなの???
答えは、私の体験談からすると
世にも不思議な出来事は
病院でたくさん起こっています。
私が霊感があるというわけでなく、
私と患者さんんとスタッフ皆が
体験していることをお伝えします。
ナースステーションに猫の「だいごろう」がいる
ナースステーションの
エアコンの上に住みついている
謎の猫。
一部の患者さんには見えますが
スタッフには見えません。
「だいごろーう!」
と呼ぶとこっちを向いてくれるそうですが、私には何も見えません。
集中治療室にも白猫がいる
集中治療室には白い猫が
カーテンレールの上に住んでいるそう。
集中治療室で寝ている患者さんは、
よく「ほら、そこに猫がいるはないの。」
と言うのですが、
見えません。
患者さんたちは
せん妄があるわけでもなく、
夜になると猫が見えるとのこと。
患者さんが入れ替わっても
同じことを言うことがあります。
センサーマットを使っていないのに誰かをキャッチ
センサーマットを
病棟で1枚も使ってない時に
なぜかセンサーキャッチ。
倉庫に折りたたんでしまってある
センサーマットを一体だれが踏んでいるというのでしょうか。
窓から子どもと女の人が入ってくる
夜にナースコールしてくる患者さんは
「窓から子供連れの女の人が入ってくる」
と私たちに訴えます。
実際この部屋で寝ている患者さんは
よく上記のことを言ってきます。
別にカーテンも揺れていなければ
窓があいているわけでもありません。
でも、突然窓から
誰かが入ってくるそうです。
目が見えない患者さんも、
時々「看護師さんじゃない誰かが入ってきた。」と朝教えてくれることがあります。
実際幽霊より急変が怖い
幽霊がどうだとか怖いとかいう前に、
私たち看護師が一番怖いのは
夜勤で人が少ないときに
急変が起こることです。
既に天国に行ってしまった幽霊さんより、
今目の前で生きている患者さんの命が
大切です。
私はイスラム教徒で
現世は試練の場、
死んだら審判にかけられ地獄行きか
天国行きかを決められると
考えていますし、
それぞれの人の両サイドには
天使がいて、個人の行いを
常に監視しているので
今この世にはその他の「幽霊」がいるとは
あまり考えていませんが、
実際世にも不思議な出来事というのは
何度も何度も起こっていますし、
結局どれだけ科学が発展しようと、
人間はこの世や宇宙の
全てを知ることなんてできないのです。
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