アメリカからこんにちは!
まゆみです。
日本では憧れが強い海外生活。
ですが華々しいイメージと
現実はかなり違いがあって、
中には知らぬ間に
うつになってしまう
というケースも多々あります。
どうしてこんなに
しんどいんだろう。
どうして涙が止まらないんだろう。
海外で病院に行くのも
勇気がいるし、
この辛さが楽になる方法、ないかな?
そんな時に読んでほしい、
海外でできる心の応急処置を
紹介したいと思います。
・海外に来て日に日に元気がないなと感じている人
・悲しくないのに急に涙が止まらない人
・日本に帰ることばかり考えている人
うつ病の確定診断、
内服や治療計画を相談する際は
医療機関を必ず受診してください。
海外生活のストレスでうつ病になる日本人は多い
平成30年の外務省によると、
2019年時点で海外在住日本人は
135万人と言われています。
アメリカに住む日本人は
そのうち50万人。
そして面白いデータが。
NYに住む日本人の友人が
カウンセリングを受けた際
知らされた事実が驚き。
アメリカに移住した日本人の
80%がうつを経験する。
授業でうつ病についての話になった時
クラスは全員で15人ですが
そのうち13人がアメリカに移住してから
うつ病を経験したと言っていました。
憧れが強いだけ
現実とのギャップに苦しんだり、
現地人はフレンドリーに見えるけど
それ以上の親しい関係に
なりにくかったり。
落ち込むイベントはたくさんあっても
喜べるイベントが
それ以下だったり。
そして、重大なのは
うつであることに
自分では気づきにくく、
病院受診が遅れることがあります。
・食欲が落ちた
・興味があったことが楽しくなくなる
・自分ばかり責めだして涙が止まらない
・美味しかったものを美味しいと感じなくなる
・体が鉛のように重くて布団から出られない
・笑顔が消えた
以上のことが
当てはまる場合、
うつ状態に足を突っ込んでいる可能性も。
放置せず病院受診をおすすめします。
海外生活でうつ病になりそうな時にする応急処置
とはいえ、
言語の問題であったり、
車を持っていなかったり、
有効な保険に入ってなかったりで
病院に行くハードルが
かなり高かったりします。
こんな時はセルフケアして
少しでも自分を元気にしてあげないと
生きていけない・・・
以下紹介する応急処置は
・エジプトとアメリカに住む私の経験
・オーストラリアで国際結婚2年の親友
・NYに10年在住の友人
・マルタ共和国でトータル1年留学の友人
・エジプトで女一人で7年住む友人
・日本に住むアラブ系の友人達
の意見をまとめたものです。
海外生活に疲れた時は具体的に何に疲れているか考えよう
一体何に疲れているか、
考えたことはありますか?
原因がわかる疲れなら、
それを取り除くよう
動いてみましょう。
・わからない単語があって疲れる
・違う言葉を話すことだけで頭を使って疲れる
・睡眠不足
・治安が悪くていつ襲われるかわからない恐怖でしんどい
・時差ボケ
・親しい友人がいなくて不満蓄積
・バスや電車が定時に来なくてがっかりが重なる
・現地人に騙されて人間不信
・差別されるたびに落ち込む
・湯船に浸かれなくて疲労蓄積
・トイレが汚すぎて用を足す気になれない
・日本食を食べれないストレス
・男女の格差が激しくてヒジャーブかぶってないとセクハラが多い
・よく停電する
・なんか水茶色くて飲む気がしない
・たびたび誘拐されかかる
以上のリストだけでなく、
あなただけのストレスリスト、
疲れの原因リストが作れるはず。
減らせそうなストレス要素を
少しずつ取り除いていきましょう。
日本人だから一緒にいて心安らぐとは限らない
時々、日本語が話したくなります。
日本人が少ない環境ならなおさら。
ただ、同じ日本人同士だとしても
気が休まるとは限りません。
ただ、言葉を話すだけで
満足とならないのが会話。
オーストラリアの友人は
海外年数だけで
マウントを取ってくる日本人に苦しんでいます。
既に外した
「日本人という枠」を
また自分にはめて、
・空気を読んで発言しなければいけない
・とりあえず相槌
・みんなと一緒じゃないとはじかれる
結局私はオーストラリア人にはなれへん。
でもなんとかなじもうって
頑張ってる。
やっと日本の枠を外したのに
また元の枠に自分を入れてしまったら、
もうどこにも馴染めない気がして。
だから、自分枠、私は私っているほうが楽。
海外移住前の準備が足りなかったからと責めなくていい
ついつい移住した後、
語学の壁に強くぶつかって、
こんな仕打ちにあってるんだ。
自分のせいだ。
なんて自分はバカなんだ。
と自分を責めてしまいがちです。
しかし、落ち込まなくていい。
どれだけ準備してもつらいから。
準備したらしたで、
こんなに準備したのにできない自分を責めてしまうから。
それよりも、
移住してからも
思い出すだけで心休まるような
幸せな思い出作りにいそしみましょう。
語学レベルを押し付けるな
語学については、
その国でどんな仕事、
どんな生き方がしたいかによって、
語学に対する姿勢が変わります。
現地人と馴染んで、
その国で死ぬまで行きたい、
というのであれば語学からは逃げれませんし、
日本語しか使わない場所で
特に現地には興味がなく、
家族が幸せならそれでいいのなら
買い物できるくらいの語学で十分かと。
なのでその国の言葉が話せなくても
話せる人に嫉妬してひどい言葉を言う必要もないし、
逆に話せる人が話せないという人に
ありえない!
なんて言うこと自体ナンセンス。
姑さんとの生活は見直した方がいい
これは日本でも海外でもそうですが、
姑さんと住んでいて
幸せにしている友人を見たことがありません。
なにかと指摘される、
夫の取り合い、
宗教観で対立などなど、
夫でも他人なのに
また他人が増えると
ハーモニーを保つので大変。
もし姑さんとの生活で
気が病んでいるなら、
早めに別々で暮らした方が精神衛生上良いかも。
SNSを見すぎない、他人の幸せを見て不幸になる
これは今回意見をもらった
全ての人に共通しています。
私以外、SNSにどっぷり浸かっていない。
なぜ彼らがSNSをしないか。
それは、他人が幸せそうな
投稿を見たときに、
自分と対比してしまって、
なんで自分はこんなに苦しんでるんだろうと、
負の循環に陥ってしまうからとのこと。
だからよっぽど
器が大きくて、
みんな幸せでなってくれい!
と仏の精神を持てる人でない限り、
時にSNSは心をむしばみます。
比べられてしんどい・・;・
と感じている人はぜひ試してみてほしいです。
最初の1か月が一番しんどい
皆口をそろえて言うのが
最初の1か月が一番しんどいということ。
だから1か月目に
あまり事が進まなくても
落ち込む必要はないと。
2か月目になると
現地の嫌なところが
目につき始め、
3か月目になると
嫌なところも踏まえて
自分のために何か行動を起こせるようになる。
3か月目になると
徐々に言葉がわかってきて、
それはある日突然来るのだとか。
海外移住は楽ではない、住むだけで偉いぞ!
そして最後に伝えたいこと。
海外移住は楽ではない!
落ち込む要素でいっぱいで、
だめな自分と戦うことで日々消耗する。
だからこそ、
強くもなれるし
強くなった分だれかに優しくできる。
もしもあなたがもう限界で
日本に帰りたくて仕方なくなったら、
帰国して軌道修正するのも大いにあり。
その国が合わなかっただけで
国を変えれば
日本にいるより楽しくなる可能性だってある。
どんな場所でもいい、
あなたがあなたらしく生きれるところが
必ずどこかにあるはず。
セルフケアしながら
自分が輝ける方法を
模索していきましょう!
海外生活ということは
国際結婚で同時に悩んでいる人もいるかも?
と思って書いた記事はこちら。