アメリカWound 認定看護師として働く。気になる給料と待遇

こんにちは!まゆみです。
認定看護師の仕事と魅力を
数回に渡り紹介していくこの企画。

前回は審査機関と試験についてお話ししました。

>>アメリカWound 認定看護師になるには。Step1 審査の方法

今回は皆さん大好き、給料問題!

認定看護師資格を取れば給料は時給はぐんと上がる!

ニューヨーク市の看護師の最低時給が💲35,
求人によく掲載される
看護師の時給が💲50-55として、

認定wound看護師の平均提示価格は
💲60〜💲90。

現在私の時給は💲62と高くはないですが、
保険は全て職場持ち、
通勤のタクシー代全支給、
職場からラーメンやお寿司の出前あり
と待遇には気に入っています。

↑出前で頼んでくれたお寿司


↑タピオカミルクティーと竜田揚げサンドの出前

アメリカに来た当初は
💲11で介護士をしていたし、
看護師なりたてほやほやの時は
最低時給の💲35でした。

認定を取ってすぐの
駆け出しの時期に💲62まで上がったので
資格を取って失うものは
何もないかと思います。

8時間を師長業に、
4時間をwound業に費やしているので、
12時間シフトを週5計算すると、

大体1週間の収入は💲3600、
税金を引かれて手取り💲2300くらいです。

日本にいた頃の私
日本円に換算すれば、
額面だけで見ると月収200万円!?
と驚かれるかもしれませんが、

NYは物価が高いので、
それが高いか安いかはその人に生活の仕方によるかと思います。

家賃は現在1BR $1700、
お弁当作る元気がない時は
職員食堂が無料で利用できます。

野菜は農家さんが無料で譲ってくれるのと
魚は月に1回釣りに出掛けて大量に漁れるので
生活にかかる出費はあまりありません。

麻酔NPよりも認定Wound NPが収入を上回る?就職先の多さも魅力

麻酔NPが看護界で一番儲かると
多くの方は信じている事でしょう。

麻酔NPの年収が💲220,000程とすると
Wound NPがフルタイムで働くと
年収$280,000を超える事も可能です。

トラベルエージェントの中には
月収💲40,000を提示する所も見かけました。

認定Wound Nurse Practitionerになれば
時給💲125〜$150までアップします。

そして麻酔看護師は病院しか就職口がないのに比べ、
Wound NPの就職口は広く、

病院、急性期リハビリ、老人ホームと
傷が存在する限りどこでも働け、
コンサルタントとして弁護士とコラボし
訴訟に協力する仕事もあります。

そして認定資格を持っている看護師やNPに
高時給を出しても痛くないのは、

入院時から認定資格保持者に
正しいアセスメントと治療をしてもらわないと、
新規褥瘡が院内発生した場合、
施設はペナルティーを食らうからです。

ハイリスクハイリターン!

認定wound看護師はNPになる前から実力をつける事ができる

訴訟の際に戦う相手は
これまた私達と同じ資格を持った
認定NPや認定看護師達です。

資格だけではなく実力が伴わなければ
負けてしまうどころか
自分の免許も危うくなります。

wound careの領域は、
正看護師の間から訓練を積み
良い目を養う事ができるので、

wound NPになってからもすぐに
活躍する事ができます。

今日が一番若い。
体力はどんどん落ちていきます。
攻撃的に働けるのは今だけ。
自身の単価を上げつつ
高時給でより少ない時間働き
より多くの時間を人生を楽しむために費やしたいですね。

次回は認定wound看護師の業務紹介をします!

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ABOUTこの記事をかいた人

日本で4年看護師をした後、エジプト在住を経てアメリカへ。ドバイ、ミズーリ州、北マリアナ諸島、ニューヨーク州の看護師免許を取得。現在はwound ostomy スペシャリストとして勤務中。看護師というパスポートを片手に見える世界をテーマにブログ更新中。