NYで看護師になるための
完全ロードマップはしばらく前に完成したので、
今日からはNYでNPになるための
完全ロードマップを始動します。
日本にも専門看護師、認定看護師の
制度はありますが、
アメリカのナースプラクティショナーは
州によってルールや診療範囲が異なります。
今回はそんなNPの概要をお話ししたいと思います。
アメリカNPは専門分野により道のりが違う
NPといっても専門分野が異なり
どの分野を選ぶかで
必要事項も単位数も異なってきます。
FNP ファミリーナースプラクティショナー
クリニックで初期診療を行う
診療範囲は子供から老人まで
RNとしての経験は1年で応募可
Adult-Gerontology Acute Care Nurse Practitioner
成人急性期ナースプラクティショナー
外来や急性期病棟で診療を行う
注意したいのは、外来はFNPの資格では働けない
adult-Gerontology Primary Care Nurse Practitioner Careers
成人ナースプラクティショナー
未成年~から診療を行う
Neonatal Nurse Practitioner
新生児ナースプラクティショナー
最低2年のNICUでの経験が必須
Pediatric Nurse Practitioner Careers
小児ナースプラクティショナー
Psychiatric Mental Health Nurse Practitioner
精神ナースプラクティショナー
勤務先はクリニックが多いが
病院勤務も可能
アメリカのNPは州によって診療範囲が異なるので注意したい
日本は日本の免許で
どの都道府県でも働けますが、
アメリカは州によって診療範囲が異なります。
この地図を見てください。
参考文献:State practice environment for nurse practitioners
・Full practice
NPが患者を診断し、診断するためのテストをし、治療法を判断して良い。
・Reduced practice
定められた程度以上の治療を行うにあたり、医師と連携し判断していく必要がある。
・Limited practice
常に医師の管轄下で動く。
興味深いのは、
日本人が多い大都市になればなるほど
赤色や黄色で染まっています。
その州の大学を卒業した後
どんな形で働きたいのかを
考えた上で進路を決めると良さそうですね。
アメリカNPの給与はトラベルナースに劣る
NPの中で一番給与が高いのは
精神科NPで年収1100万円~。
それ以外のNPは900万円~1300万円(州による)。
とはいえ、トラベルナースは
月に200万円稼ぐ人もいるので
夜勤するのが嫌でなければ
トラベルナースの方が額面的には上。
まとめ
概要をこんな形でざっくり解説してみましたが
どの州でどんな形で働きたいかが
一番の肝になりそうですね。
次回はStep2書類審査編に続きます。
お楽しみに!