看護師の先輩に嫌われてると思った時にやるべき2つのこと

こんにちは!看護師まゆみです。
看護師4年目になり、
新人さんたちのフォローにもまわるようになりました。

1年目の時はできそこないだった
あの日の私には予想もできない今日この頃です。

さて、ツイッターや
渡り歩いてきた病棟で
よく見かける、

先輩から嫌われてる

という1年目さん達のお悩み。

この先輩とのぎすぎすした関係は
一体どこからやってくるのか・・・?

一度関係が悪くなってしまったら
どうしたらいいのか?

原因と対策を分析してみました!




看護師の先輩に嫌われてると感じる原因はあたり前の違い

1年目の時に同期と話していた内容と
先輩になってから参加する同期会では
話すテーマが全く違うことに気づきました。

つまり1年目の時の考え方と
2年目以降の考え方に
大きな違いが生まれているということです。

じゃあ何が違うって?

それは・・・

それぞれのあたりまえの違いです。

先輩が求めている1年目のあたりまえ

2年目以降が1年目に求めている
あたりまえの基準は

1年目に求めているあたりまえ
・挨拶ができる
・ありがとうが言える
・ミスをしたらすみませんが言える
・3回同じミスをしない
2年目以降の脳内
・指導手当ももらわず残業してまで指導するのは割と体力も精神力も使うので時には感謝してほしいな(?)
・仕事できないのはあたりまえだからせめて手伝おうとする姿勢を見せてほしいな

これを見てみると、
仕事がうんぬんというより、
社会的なマナーを求めている傾向がありますね。

重要
1年目でベテラン勢と同じように
仕事ができることを求めていません。

看護師1年目が思っている自分たちのあたりまえ

では1年目の時の頭の中は
一体どうなっているかというと・・・

1年目の時の頭の中
・仕事教えるのは先輩としてあたりまえだろ?「勉強してきてね」だけでいつも終わらせるなよ
・出勤して病棟にいるだけで精神削られるんだから優しくしてくれ
・先輩なんだから1年目を手伝うのはあたりまえだろ

うーんこう見ると、
身も心もいっぱいいっぱいなのが
ひしひしと伝わりますね。

そして先輩との考えが真逆のポイントを
以下にまとめてみるとこんな感じ。

注目ポイント
・2年目以上
教えるのは自分たちの仕事だと
わかっているがパワーを消費するので
1年目さんの「ありがとう」の言葉に救われる

・1年目の時
教えるのは先輩の仕事だろ
優しく指導してくれないと病むよ

つまり、お互いがお互いを
うまくねぎらっていけば
良好な関係を作っていけるということです。

がしかし、
このまま歩み寄りを見せずに
進んだ場合何が起こるかというと

1年目さん
教えるのも手伝うのも先輩の義務なんだし私は自分のことだけしておこーっと。
先輩
ねえ、私にありがとう言えってわけじゃないけど、他の人に何かしてもらったらありがとうじゃないの?なんで○○さんはいつも自分のことだけなの?周り見て動いてる?

とどんどんギスギスが
生まれてきてしまうのです。

看護師トークで最も多い愚痴はこれ
なんでここまで「ありがとう」に
こだわっているかというと

看護師が集まって頻繁に言うのは
「○○さんはありがとうが言えない」
「もう教えない、手伝わない」
という文句だからです。

女の世界なので理不尽な嫉妬もありますよ

じゃあ上記のことを
気を付けていたからといって
完璧かというとそうではありません。

女の世界は理不尽なこともあります。

先輩
先生に媚び売ってる。
先輩
子ども言い訳にして定時で帰れるしいいよね。残業引き受けてるのこっちなんだけど。

恋愛関係からプライベート、
結婚の有無、子どもの有無、
若さ、美しさ、友達の多さ、

本当にどうでもいいことで
嫉妬を買います。

が、皆が皆そうではなく
むしろ少数なので、
上記の認識をしていれば大抵のことはスムーズに運びます。

お互いのあたりまえを理解して接することが大切

あたりまえという言葉ほど
怖いものはありません。

お互いのあたりまえが違うと
それができない人をはじき出したり、
集中攻撃して居づらくさせたりします。

集団心理は怖いものです。

どう一人であがいたところで
その大きな力を跳ね返すには
並大抵の変化がないと止められません。

逆に言えば、
そのあたりまえの違いを受け入れ
お互いがお互いの頑張りを
ねぎらうことができたら、

集団心理が働きだす前に
気持ちよく働くことができると思うのです。

もちろんはじき出されてしまっても、
自分から変えていけば
少しずつ周りも変化し始めます。

私の体験談
私はある先輩から
急に無視されるように
なったことがあります。

その原因は止血に失敗し
血を飛ばしたシーツを
その先輩が交換してくれたことに対し

それを知らなかった私は
「ありがとう」と言わなかったからだそうです。

まあ、ありがとうがなかったからといって
無視していい理由にはならないんですけどね。

それだけ、世の中ありがとうの言葉で
生きている人間は多いんです。

お互いの思いを知る

お互いの仕事に感謝する

この2つを明日からでも
やってみてください。

あなたの周りのギスギス感が
やわらいでいくかもしれませんよ。


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ABOUTこの記事をかいた人

日本で4年看護師をした後、エジプト在住を経てアメリカへ。ドバイ、ミズーリ州、北マリアナ諸島、ニューヨーク州の看護師免許を取得。現在はwound ostomy スペシャリストとして勤務中。看護師というパスポートを片手に見える世界をテーマにブログ更新中。