2019年11月12日追記
世間では国際結婚というと
華やかなイメージを持たれがちですが、
実際はといいますと、
難しいな~・・・
と思うことは多々あります。
幸運なことに、私の周りには
国際結婚するカップルが多いため、
国際結婚の難しさについて
今回は詳しくお話ししたいと思います。
・今気になっているのが外国人
・これから結婚する予定があるカップル
以上の方はぜひ目を通しておいてください。
国際結婚は難しい。大切なことを言いたいときに伝わらない言葉の壁
二人で真剣な話になったとき、
日本語だったらこんなに簡単に言えることが、
いざ外国語だと伝わらないもどかしさ。
少しの言い間違いで誤解を生んだり、
それで喧嘩になっても
語彙力が足りないと十分に話し合えないのが
これまた歯がゆい。
言葉の壁は想像以上に大きいのです。
私と夫は基本は英語と
アラビア語のミックスですが、
彼はネイティブ並みに話せるのに
私が中級レベルなので、
なかなか伝わりきらないところがあります。
互いの文化による生活の制限がある
日本では何を食べようが
どんな服装をしようが
わりと自由です。
しかし国によっては
宗教により牛や豚を食べれなかったり
断食があったり、
ミニスカートを履けなかったり
男女のお付き合いの定めもあります。
そのため、もし家族になるなら
一緒に食べるものを考慮したり
思考を統一していないと
住みづらさを感じることになりますし、
結婚するのであれば
両親が認めてくれないということも
十分ありえます。
どう苦しんでいるかは
以下に書いております。
国際結婚は基本両親から反対されるものと思え
自分のこどもには、
やはりあまり遠くにいてほしくないと願うのが親。
死に際に会えなかったらどうしよう。
日本より危険な国に行くなんて
心配で仕方ない。
挨拶に行って、
「どうぞ。結婚していいよ。」
なんてすんなりといくことは
ほぼありません。
説得し説得しを重ねても
うなずいてくれるのなんて
何十年先になることか。
親と分かり合うことは大事ですが、
時には諦めることも大切です。
私の親も反対でしたので、
だけどわかってもらう努力は続けるし
先に進ませてもらいます。」
と言って帰ってきました。
結婚して1年半。
ようやく和解してきました!!
国際結婚だと、結婚観がかなり違う!どこからが結婚なの?
婚姻届けを出したら結婚なのか
プロポーズされたら結婚なのか
指輪をしたら結婚なのか
国の儀式をしたら結婚なのか
はその国によって違います。
西洋では指輪をしたら結婚ですし
日本では夫婦によりますね。
結婚しないと家に行くこともできない
という戒律の厳しいところもあります。
二人のゴールが何をしたら結婚できるのか
一度話し合ってみましょう。
海外転勤になったとして、仕事が見つけられない
結婚自体は上手くいっても、
やはりある程度のお金がないと生活できません。
日本でこれからずっと暮らすにしても、
海外に移住するにしても、
何かしら仕事を見つけて生活費を
稼がなけばいけませんね。
しかし、一番障害となるのは言葉。
レジ打ちにしても、
現地の言葉を話せなければ
教えてもらうこともおろか、
面接で断られるのがほとんどでしょう。
私は看護師ですが、
看護師として資格があっても、
日本の免許を生かせるのは
イギリス、アメリカ、ニュージーランド、
南アフリカ共和国などで、
どの国にしてもIELTS6.0以上のスコアが
必要なのです。
IELTSについてはこちらも参考に。
専門職であっても、
いくらベテランだとしても、
言葉ができなければなんの効力も発揮しない厳しい現実。
とりあえず仕事が見つかるまでは
FX、ライターとして稼ぐ、翻訳など
ネットでできる仕事で食いつなぐのがベターでしょう。
英語は最低限に話せるように
練習しておきましょう。
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お互いの地雷がわからないので常にハラハラ
相手が何のことで怒るのか。
日本人同士なら、
日本人特有の「空気を読む」技で
なんとなく相手の地雷を探ることができますね。
しかしこれが国際結婚となると、
一体相手が何のことで怒り出すのか
全く想像がつきません。
普段は寛大な態度なのに、
私が歩くのが早いと
「なんで待ってくれないんだ!」
と突然機嫌が悪くなったり。
そこで怒る?
と不思議になるくらい
地雷がわからないのです。
踏んでみないとわからない。
気にしすぎても仕方ないので
踏んでしまったらどうするか
を大事にすることにしています。
なんでもかんでも怒って、
「別れる?」
とすぐに切り出すようではだめ。
いつも自分が悪くなくても
と謝る文化の日本ですが、
ごめんを使いすぎると
相手からナメられるので、
使うのもほどほどに。
「何をしても怒らないやつだ!」
と思われてしまうと自分が損します。
国際結婚は楽しくもあり難しい
華やかな国際結婚ですが、
その裏でカップルたちは
苦悩しています。
日本人同士にはない困難も
一緒に乗り越えて絆がさらに深まるのも
国際結婚の魅力でもあります。
結婚というテーマは幅があり
一概にはいえず、
人それぞれの
思いやタイミング、やり方がありますが
国際結婚をする人に少しでも
プラスになれば幸いです。