国際結婚の果てしない苦労。イスラム教徒と結婚するということ

こんにちは!まゆみです。
最近になってよく言われるのが

ある人
海外に住めていいね!
ある人
もし子どもができたらかわいいハーフの子が生まれるんだろうね!
ある人
国際結婚っていいな~どこで出会い見つけるの?

というセリフ。
そのたびに思うのが

きっと国際結婚している人がこの言葉を聞いたら、泣くだろうな。

グローバル化に伴い
国際結婚の機会や
ハーフの子を産みたいという
憧れを持つ若い女性もいるかもしれませんね。

が、軽く国際結婚に
踏み切ってしまうと
とんでもない苦労にさいなまれます!

ある人
え?一体何に苦労するっていうの??

今回は国際結婚とりわけ
イスラム教徒と結婚にあたり
経験するであろう苦労を
詳しく書いていきます。




国際結婚は苦労が絶えない

それではどんなことに
苦労するのか見ていきましょう!

言語の壁は死ぬまで消えない

多少言葉が話せて
日常生活が送れたらいいと
思っているなら大間違いです。

夫の国はエジプト、
母国語はアラビア語です。

普段は英語で会話しているから
それで大丈夫!ではなく
彼の国に行けば彼はアラビア語で
家族や友人と会話します。

あたりまえですね。
自分の親とわざわざ外国語で
話さないでしょう?

ある人
なら日常会話レベルまで話せたら十分じゃないの?

と思うかもしれませんが、
それも大間違い。

彼の国で何か不満があった時、
日本語では

今日こんなことがあって、
こう感じて、
もう嫌になってしまった!

なんて気軽に友人と
話し合えるかもしれません。

しかし彼の国に来てしまったら、
周りはみんなアラビア語。

英語も話せる人はいるけど
外国語で会話し合うのは
双方がストレスということもあり

また浅い関係の人には
気軽に愚痴なんて言えません。

嫌なことを離せない、
というのは相当ストレスになります。

深い仲になり気軽に
ご飯にいこうと言えるようになるには
それ相応の語学力がいります。

コミュニケーションは
自分の話もして、
相手の話を丁寧に聞いて、

それに合わせる形で
自分の意見を重ねていく行為。

ジェスチャーや表情、
いろんなものから

相手の言わんとすることを
読み取ることも可能ですが、
やはり言葉の力にはかなわない。

言葉が通じないじれったさは
コミュニケーションにおいて
居心地の悪さをお互いに与えてしまうのです。

いろんなカップル
・サウジアラビア人夫と日本人妻
→英語で会話

・エジプト人夫と日本人妻
→夫はアラビア語、妻日本語

・エジプト人夫と日本人妻
→夫日本語、妻日本語

いろんなカップルがいます。
二人がその言葉で
よく理解しあえているならいいです。

が!彼も含め
彼の友人、家族を大事にしていくなら
やはり語学は大切です。

移住は留学や旅行と全く違う

言葉に加えて
重くのしかかるのは

住むことと旅することは
全く違う感情を抱くこと
です。

留学や旅行は
日本に帰る家があって、
期間限定でその国を楽しむこと。

しいていえば、
日本に帰れば仕事ができて
生活が保障されているから

旅先や留学先で
その国の文化に必死に合わせなくても
苦しくないわけです。

現地の人も、観光客に
わざわざ

現地の人
ここはイスラム教の国なんだ!飲酒するんじゃない!

と注意はしません。

しかし仮にこれが
現地に住んで地元住民と
うまくやていかなければいけない場合

現地の人
ここに住むなら私たちのルールに合わせるべきよ!

という風に求められるだけでなく
現地人と同じようにふるまわなければ

起こる未来
・仕事も見つからない
・家族の評価を落とす
・友人はできない
・身の危険を招く

といったデメリットだらけになるのです。

まゆみのエジプトでの話
アラビア語を話せないと
どうにもならなかったので
毎日語学学校に通っていました。

膝丈スカートならいいかなと
長袖膝丈ワンピースで
駅まで歩いていました。

エジプトでは女性は基本
足を出しません。

ジーパンか、足首を覆う長さの
スカート。

なんだか気配を感じて
横を見ると1台のトゥクトゥクが
ずっと私の横をついてきています。

私を追い越して、
向こうへ去っていったかと
思ったところ、

また私のもとへ帰ってきて
歩く私の腕をつかみ
車の中へ引きずりこもうとしてきたのです。

なんだかおかしいと察知して、
急いで横へとびのけたおかげで
助かりました。

観光客がよくくる場所でも
現地の女性と同じ格好をしていれば
こんな目にあわなかったのかも。

その後家族には
「服装は自由だと言ったけど
スカートが短すぎるわ。
今回の事件はあなたのせいね。」

とお叱りを受けました。

膝丈スカートが好きでした。

だけども、膝丈スカートを
やめない限り、
私はエジプトでは暮らしていけない。

イスラム教の国で
女性が体を隠しているのは
自分の身を守るためでもあります。

服装の自由がない!と
言われるかもしれません。

彼女たちはロングスカートの
柄や生地、色を
よく友人間で自慢しています。

宗教への理解がないと子どもも作れない

言葉と服装、その次は宗教です。

イスラム教というのは
生活そのものなので
切り離せるものではありません。

また女性の役割は
家を守り、教育を通して
社会を良くしていくこと

とされているので、

夫が働いている間
子どもたちにイスラム教や
学校で学んだことを

よく理解できるまで
教えていかなければいけません。

エジプトでは
事故も多く、平均寿命も短い。

いつ夫が死んでも
子どもたちにイスラム教について
教えていけるよう、

妻のイスラム教理解にも
重点が置かれています。

ある程度の知識量、
信仰心が見られない限り、
子どもを作ることはないでしょう。

違う国に住むのは全てを一度失うことと似ている

軽々しく国際結婚するなと
声を大にして言っているのは
ここです。

違う国に住むということは
全てを一度失うことと似ています。

例えば
・日本の友達
・日本にいる家族
・毎日通った職場
・お気に入りだったけどスーツケースに入らなかったもの
・毎日なじみがあった日本食
・日本語が流れるテレビ

当たり前だった生活が
全て崩れ去ります。

もちろんLINEで友人家族と
連絡を取り合うことはできますが、
時差があると電話時間を調整するのも難しくなっていきます。

全部ゼロから
異国の地で自分の力で
築いていくのは大変です。

逆にそれができた時、
あなたはどこでも生きていけるでしょう。

どの国のどんな宗教観の人と結婚するかで変わる

言葉や宗教でもめるなら、
そもそも日本人の私と
結婚しなきゃよかったじゃん!

と思うこともありました。

しかし同じエジプト人だから
うまくいくかというと、
信仰心の強さ弱さでもめることが多いようです。

また、エジプト人女性は
日本人女性と比べると
気性が荒いし感情的。

夫婦げんかで包丁もって
夫を追いかけまわすなんて
よくあることです。

気性の荒さについていけない男性は
日本人女性を好むのかも?

日本人はあえて口に出さないだけで
内面は荒れてることもあるんだけどね・・・

結局二人が良ければそれでよし

じゃあ結局のところ、
何が国際結婚で大事なの?

というと、
これといった決まりはないのです。

二人が良ければそれでよい。

お互い30点で許せ合える仲もあれば
90点じゃなきゃだめな仲もある。

料理が上手くないと嫌だと
言われることもあれば

食べ方が汚い!と
別れる夫婦もいる。

浮気してても自分が一番なら
離婚しない夫婦だっているだろうし
それぞれの夫婦でルールが違うから
私には何とも言えない。

二人がそれでいいと思っていて
周りに迷惑かけないなら
それでいいんじゃないかなと。

尽くしているつもりが相手のためになっていない場合もある

結婚して、尽くしていると
あなたが思っているなら
それは大間違いかもしれない。

毎日ご飯を作って
洗濯、掃除、時々夫の
好きなものを買い、

夫が帰ってきたら
笑顔で迎える。

それを尽くしていると
考えるなら、甘い。

そもそも、夫が
妻にそれを望んでいない場合、
あるいはそれをあたりまえだと思っている場合、

尽くしていると
思っているのはあなただけになってしまう。

恋愛関係から結婚に至らず終わる、
結婚していても離婚する、
それは何故か。

あなたがしていることは
彼にとって嬉しいことではないからだ。

結婚2年目にして
やっと気づけて良かったと思う。

アラビア語、イスラム教への理解を
彼が私に求めていたのに、

私はいつも

「あなたが仮に日本人で
沖縄出身だったとしても
私は琉球語を学んだりしないと思う。」

と言って勉強を避けてきた。

尽くす。

彼が私にしてほしいことでなければ
そえは尽くしていることにならないのだと。

これは日本人同士の
結婚にもいえるのかもしれない。

阪神ファンに巨人グッズを
プレゼントしてるみたいなもんだね。

被害者意識をもったその時点で人生は暗いものになってしまう

そしてもしも
国際結婚にうまくいくコツがあるなら、

被害者意識を今すぐやめろ
と言いたい。

ある人
夫の国に連れていかれてこんなに苦しんでいるの私!
ある人
みんな日本のことをわかってくれない・・・
ある人
こっちのご飯はおいしくない・・・

苦しいのはわかる。
しかし、そんな未来があると
わかって結婚したのはあなたでしょう。

被害者意識を持ってても
何も変わらない。

今すぐ語学学校に行き、
一日も早く友達を作り、
ご近所さんにレシピを教えてもらい、

慣れたら仕事も見つけ、
夫なしでもあなたの足で
その地に立てるよう、

努力しないと始まらない。

プリンセス気分では
一生つらい気分のまま。

自分の足でその地に立てないなら結婚なんてするもんじゃない

そしてもう一つ言うとすれば、
自分の足でその地に立てないなら
結婚なんてするもんじゃない。

自分のお世話もできない人が
誰を幸せになんてできるんだ。

現地の小学生の方が
私よりも話せて文化もわかってて
電車やバスの乗り方も知っていたとき

それはそれはもう
泣き崩れそうなくらい私はダメ人間だと思った。

アラビア語話せない私が行くと
夫の友人が気をつかって
気楽に話ができないと言われた時、

ショックだった。
でも泣いていても始まらない。

国際結婚という形を選んだ以上
夫の文化、言葉、宗教、
すべてひっくるめて習得して、

夫だけでなく、
私繋がりでできた友人に
あっ!と言わせる女でありたい。

人間はやっぱり
孤独でいるのはつらい。

ましてや、縁あって結婚した生活が
異国という環境に振り回され
つらいものとして映ってしまっては
あまりにももったいない。

せっかく自分に降ってきた
結婚という選択。
違う国で生きていくという選択。

何か意味があるのだと
思わずにはいられない。

さあ、今日も医療英語と
アラビア語頑張ろう!

その他イスラム教徒としての
生き方はこちらにも書いています。

イスラムの意味は「平和」なのに。日本人ムスリムとして生きる私の葛藤。

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【自己紹介】 20代看護師。学生時代にベンチャー企業でライターとして働いたのをきっかけに、「自分で自分のサイトを立ち上げたい!」と奮起し情報起業。「看護師という世界パスポートを手に入れた先で見える世界」をテーマに、移住する先々で看護師として働く手段を皆さんにお伝えするブログ。 イスラム教に改宗し国際結婚。アラビア語、英語を使った働き方の模索中。 どうぞよろしくお願いします!