イスラム教徒の女性が身に着けるヒジャブ。
最近ではユニクロでも
ヒジャブを販売し始めたことで
ちょっとした話題になりましたね。
イスラム教徒にとっては
ヒジャブ姿の女性は見慣れていますが、
無宗教が多い日本では

など疑問点が多いファッションでもあります。
今回は、
ヒジャブについての豆知識と、
現代でのヒジャブの取り入れ方について
お話しします。
目次
イスラム教では女性の美しさは内に秘めるもの
イスラム教では、
信者の女性は、
美しさを飾り立ててはいけず、
ベールを胸の上に垂れるよう
教えています。
美しさを見せていいのは
女の体に興味を示さない幼児
とされており、
それ以外には
女性の美しさは内に秘めておくのが良いと考えられています。
というのも、
これにはたくさんの意見がありますが、
メインの理由としては
「見た目だけで女性を判断しないため」
です。
美しいもので飾り立てていると、
その美しさに心惹かれ、
その女性の美しさ以外のもので
その女性を判断しにくくなります。
しかし皆が皆
ヒジャブを着けていたら、
髪も肌もスタイルもほぼ見えない。
その女性の真の良さを
発見することができるのです。
日本では
いかに綺麗な格好をして
異性の気を引くかに
どれだけの女性が
お金と時間を費やしていることやら。
もし、年老いて
美しくなくなったら、
何が残りますか?
国にもよるが現代はヒジャブ着用は個人の自由
サウジアラビアなど
女性の見た目に厳しい国や
アラブ諸国の田舎などを除き、
現代ではヒジャブ着用は
個人の自由になりつつあります。
女性の社会進出とともに、
またイスラム文化と多文化の融合により、
少しずつ女性のファッションにも
個性が光るようになりました。
私自身は
日本ではヒジャブを着けていません。
圧倒的にムスリムが少ない日本では
ヒジャブへの理解がなく、
心ない質問に傷つくこともあるからです。
ヒジャブは意外と暑くない!熱い国では帽子代わりになる
ヒジャブって暑そう!
と思われがちですが、
日よけ効果があって、むしろ快適。
マレーシアに行ったとき、
35℃の猛暑でしたが、
ヒジャブのおかげで日焼けもせず、
熱中症にもならずに済みました。
ヒジャブを着けていると、遭わなくていい事故を防げる
安全な日本にいると、
事件や事故の心配をすることは
あまりないですが、
もし一人で海外に行くなら、
きっとヒジャブはあなたを助けてくれます。
男性が下心をもって
近づいてくることも減りますし、
ムスリムの女性が助けてくれるからです。
男性がみんながみんな
理性を保てるとは限りません。
ヒジャブ着用は、
男性の弱い理性もカバーしてくれ、
お互いが加害者被害者にならなくて済むのです。
まとめ
いかがでしたか。
ヒジャブは女性だけでなく
男性をも守ってくれる
メリットの多いスタイルだといえます。
見た目の美しさは、
いつかなくなってしまうもの。
見た目が衰えても残るものを
育てていきましょう。
「暑くないの?」