フィリピンセブの医療事情。お金と命の価値。

青い海が広がるリゾート地セブ島。
綺麗なホテルでのんびりする旅をしていたら、
さぞかしホテル外の建物も綺麗なんだろうと
イメージを抱いてしまうかと思います。

がしかし、実際リゾートホテル以外は
驚くほど簡素で土ぼこりが舞う道路が
果てしなく続くばかりで
あまりのギャップに驚くのが普通です。

看護師として、現地の病院は気になるところ。

ベッドの大きさは?
部屋の広さは?
ナースステーションは?
総合診療なのか?
など。

看護はどこの国であろうが
設備ややり方は違っても根本的には
同じことが多いので、

なにか得られるものはないかと思い
セブ島の病院を訪れてみました。

個人情報保護のため、
今回は写真なしの記事になります。




フィリピンの公立病院、感染対策が甘すぎる

日本では看護師なら、院内感染は防ぐのが当たり前。
生花や果物の持ち込みを禁止したり、
各部屋に消毒液を設置したりなど。

 

窓を開けられないよう
鍵がかかっている病院がほとんどだと思います。

 

しかしフィリピンの病院では
クーラーはきいていますが、

あらゆるところのドアが開いているので
虫が入り放題。

 

熱帯の蚊は伝染病をもたらすので
免疫が弱っている患者には大敵です。

フィリピンの病院では整理整頓なんて気にしない

車椅子やストレッチャーを使ったら
元にある位置に戻すのが普通なのが
日本スタンダード。

 

がしかし、
フィリピンの病院の廊下には
いたるところに車いすが散乱。

廊下のど真ん中にドン!と置いてあり
患者や面会の人もよけるようにして
歩いています。

 

それだけで転倒リスクもあるし
邪魔だと思うはずなのに、

医療従事者も掃除のスタッフも
全く気にせず。

しかもストッパーもかかっていない。

もし、患者がつまづいてこけたら
誰の責任になってしまうか
考えたらすぐに行動に出れるはずなのに。

これはショックでした。

フィリピンではお金のない人は助からない

日本では保険制度や高額療養費制度があり、
お金が十分になくとも
満足のいく医療を受けられます。

 

しかしながらフィリピンでは
薬や治療、手術が高額で
お金のない人は助かりません。

 

命の重さはお金の重さで
決まってしまうという残酷さ。

 

道を歩いていると
高齢者を全くみかけないのにも
違和感を覚えると思います。

 

平均寿命が短いのも、
こういった偏った医療が提供されているためだと思われます。

フィリピンの病院の大部屋。狭くて固いベッド

ベッド自体の広さ、ベッド周囲の大きさは
日本では決まりがあり、それを満たさなければ
認可がおりません。

しかしながらフィリピンでは
部屋に固そうなベッド(褥瘡の概念なんて
あったもんじゃない!!)が

ところせましと並び、
ベッドの上で手を伸ばせば隣のベッドの
患者と手を繋げそうな勢い。

 

プライベートスペースなんて
あったもんじゃないです。

フィリピンのナースステーションは閉鎖的

日本のナースステーションは
患者が看護師に話しやすいよう、

また看護師自体が患者の状態を把握しやすいよう
オープンであることが多いです。

がフィリピンでは、
ナースステーションが閉まっており
全く中が見えません。

もし廊下で患者が転んでいても
ドアが閉まっていたら気づけないですね。

まとめ

リゾート地のフィリピンの病院は
想像以上に衛生状態と整理整頓の具合が悪かったです。

もし旅行中にケガや体調不良で
どうしても地元の病院に
行かなければならないとき、

治るものも治らないのではないかと
不安になるほど。

そしてお金がないと
助けてもらえません。

日本の医療って
本当にありがたいですよ皆さん。

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アフリカでの医療状況も驚きなので
合わせて読んでみてください。
「アフリカで看護師をしたい人へ~現地人に聞く驚きの看護師のなりかた」

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【自己紹介】 20代看護師。学生時代にベンチャー企業でライターとして働いたのをきっかけに、「自分で自分のサイトを立ち上げたい!」と奮起し情報起業。「看護師という世界パスポートを手に入れた先で見える世界」をテーマに、移住する先々で看護師として働く手段を皆さんにお伝えするブログ。 イスラム教に改宗し国際結婚。アラビア語、英語を使った働き方の模索中。 どうぞよろしくお願いします!