セブ現地人も知らない絶景マングローブ林と裏の実情

フィリピンに来て綺麗な海を見たい!
だけどボートに乗って遠出するには
時間も体力もない・・・

大勢いるビーチは嫌だ、
静かなところでゆっくりしたい!

そんなあなたに訪れてほしいのが、
セブの村の奥にあるマングローブ林、
ラプ=ラプ市にあるSubabasbas。

巨大なマングローブではないですが、
現地人もなかなか知らず
子どもが数人泳いでいるだけなので
とっても静か。

ここを知っている日本人は
なかなかいないはずなので
友人や彼女を喜ばせたいなら
ここを紹介すると感激するでしょう。

淡水と海水が入り混じるところなので
ほんのり潮の匂いが
漂っています。

細い道が長く続いていますが、
ただ石が重なり合っているだけなので
注意しないとこけます。

私も最初の段階で
ずっこけて膝を強打しました。

一歩間違えれば海へドボンです。
必ずスニーカーで来てくださいね!

ここで見える現地の現状

美しい海と林の連続で
癒されていると、
途中で現実に引き戻されます。

というのも、このとき
その村は道を渡っていると、
海で泳いでいる子どもが
手をふりながらこちらへ
走ってきます。

何も言わず、
ずーーっとついてくる。

先を急ぐのかと思って
「Go ahead」と道を譲っても
首を横に振って立ち止まる。

お腹の前で
両手を差し出してるように
みえたのは気のせいではありません。

ここを案内してくれた
フィリピン人の友達は、
「日本人はどこでも有名人だから。」
と言っていました。

意味深・・・。

ついてきた子どもは
途中でついてくるのをやめ、
村にダッシュで戻っていきました。

その村は、
今にも嵐が来たら吹き飛ぶような、
「簡単」すぎる家々が並んでいて。

日本では考えられないような
住環境です。

 

もし、ここで私が仮に
その子に
お金を渡していたら?

ふと考えました。
だけれど、セブ島では
子どもたちにお金や物をあげることは
禁止されています。

その時ばかりは良いご飯や
治療費が払えるかもしれません。

けれど、
一度ものをもらうことを
覚えた子どもたちは

ものをもらうことに
必死になってしまいます。

その結果、
仕事をした対価として
お金をもらう考えが
できなくなってしまう。

同じくお金を使うなら
ビジネスシステムができているところに
お金を落とした方が良いわけです。

いろいろ考えさせられる場所でした。

海外旅行

アクセス

空港からミニバスかジプニ―で
マリーナモールまで行き、
そこからマリゴンドンクロスィングまで。

そこからスペシャルトライスィクルを
subabasbasロードまで
チャーターします。
ガタガタ道なので、
頃合いをみて乗車してください。

価格はドライバーと
交渉スタイルなので、
英語力も試せますよ!

300~400ペソで
良い方です。

subabasbas小学校を通り過ぎ、
まっすぐまっすぐ歩いてください。
ヤギが出ようが
ニワトリが出ようが
歩いてください。

ニワトリの家がそのへんに
ごろごろありますが、
気にせず突き進んでください。

道のりは長いですが、
動物園状態なので
無料動物園だと思って
楽しんでしまいましょう。

下の藪がみえてきたら、
ゴールはすぐそこ!
「こんなとこ入るの?」
と思いますが入って問題ないです。

歩くこと10分。
気が付けば道が開けて
綺麗なマングローブ林が
一面に広がります。

まとめ

あなたが知っているセブ島は、
「リゾート」というイメージだけ
でしょうか?

実は、
リゾートなのは
ほとんどホテルだけです。

一歩外に出たら、
生活も価値観も
日本と大違い。

違いをどう感じるかは、
きっとあなたの心のサイズで
変わってしまいます。

日本に帰って、
「ああ楽しかった。
明日から仕事嫌だな」
というネガティブ思考ではなくて、

「明日、頑張れそう。」
「頑張らなくちゃ!」
というパワーがわいたら、
セブ島旅行は成功です。

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ABOUTこの記事をかいた人

【自己紹介】 20代看護師。学生時代にベンチャー企業でライターとして働いたのをきっかけに、「自分で自分のサイトを立ち上げたい!」と奮起し情報起業。「看護師という世界パスポートを手に入れた先で見える世界」をテーマに、移住する先々で看護師として働く手段を皆さんにお伝えするブログ。 イスラム教に改宗し国際結婚。アラビア語、英語を使った働き方の模索中。 どうぞよろしくお願いします!